Ubicomホールディングスは、子会社エーアイエスが開発・提供する、病院やクリニック等の医療機関の経営改善を支援するソリューションパッケージ『Mighty(マイティー)シリーズ』のマーケティングにおける複数の大手金融機関との連携を開始、全国に向けた販売を開始いたしました。

 

全国の病院の7割強が赤字(*)と言われるなか、『マイティー・シリーズ』は、医師や医療事務員の業務効率化による「人件費の削減」、医療機関の収入源であるレセプト(診療報酬明細書)の作成における、ミスによる減額や請求漏れ防止による「収益改善」、電子カルテにおける誤入力防止や病名付け支援による「医療安全の促進」等、1.業務効率化 2.収益改善 3.医療の質と安全の両立により、病院経営を支援し、医師、医療事務員、患者様に寄与するツールとして、現在16,000件を超える病院やクリニックにおいて導入いただいております。その高い有用性は、この度連携を開始した各金融機関からも高く評価いただいており、この度の連携がスタートいたしました。

 

この度の連携を通じ、昨年の販売開始以降すでに複数の売上高トップクラスの医療グループ内病院にてご導入いただいている『マイティー・シリーズ』の最上位製品「マイティー・チェッカーEX」を中心に、大手金融機関のネットワークを活用した、新規の大規模病院やグループ病院のさらなる開拓および直接販売を推進、当社メディカル事業における利益率の更なる向上を図ってまいります。

 

【シリーズ最上位製品「Mighty Checker® EX」の主な訴求ポイント】

  1. AI検知の導入:過去のレセプトデータを学習し、請求ミスによる減額や請求漏れを防止
  2. マーケットイン:ユーザー様の声をもとに従来品を進化させ、レセプト業務の進捗管理等の独自機能と操作性を強化
  3. 収益改善ツール:レセプト点検結果や査定返戻(減額差戻)データを分析し、改善点と改善効果を可視化

 

昨今の「レセプト審査の厳格化」や、医療業界における人材不足、さらには「働き方改革」を背景に、医療現場では定型業務の自動化・効率化が求められており、当社グループはこのような社会ニーズをいち早く捉え、今後もレセプトソフトにおける「リーディングカンパニー」として、医療機関経営の必需品となる革新的な医療ソリューションを提供するとともに、更なるサブスクリプションモデルの積み上げによる収益力アップおよびグループ企業価値の向上を目指してまいります。


 

(*)出典:2019年8月1日付日本経済新聞朝刊

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