レセプト点検専用ソフトウェア開発及び医療ビックデータ分析を行う、株式会社Ubicomホールディングス(本社:東京都文京区、代表取締役社長:青木正之、証券コード:3937)の子会社、株式会社エーアイエス(本社:東京都文京区、代表取締役社長:上野直、以下、「エーアイエス」)は、公益社団法人日本透析医会様の「透析医療費実態調査報告」のための「透析レセプト分析システム」に係る開発・導入を本年度も受注いたしました。当システムは2016年より稼働しており、この度、2017年調査実績の効果が「日本透析医会雑誌vol.33-No.1」に掲載されましたのでお知らせいたします。

 

2017年調査においては、これまでの紙レセプトを郵送、集計してきた方式から初めて集計分析システムのみによる方式に切り替えられました。これにより、調査協力に関わる各施設側の労力が減少し、より大規模でかつ正確性の高い調査が行えるようになりました。また、分析において、地域包括診療加算の記録実態が初めて確認できたのは、本システムの柔軟な調査項目の成果であり、従来のように1万件におよぶ画一的なレセプト手入力では困難な状況でした。そこで分析機能を兼ね備えた当システムを導入することにより、透析にかかる算定項目が大きく変更される環境下においても、本システムでの調査分析結果およびその活用により、透析医会会員医療機関の経営に資する改善効果が期待されております。

 

当システムは、メディカルRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)の一環として開発・納入されたもので、今後は各種医会・学会およびそれに類する団体をはじめ更なる横展開を目指してまいります。

 

エーアイエスでは、今後も引き続きレセプト点検システム、査定・返戻分析等の自社ラインナップ製品開発と、電子カルテシステムの受託開発やクラウドシステム開発等のノウハウを活かし、レセプトデータ処理技術等を使った医療ビックデータに係る分析ソリューションを推進、今後も経営や医療の質に資する最先端システムの提供を拡大してまいります。

■本件に関する問い合わせはこちら